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ラブドールとは、簡単に言えば、ダッチワイフのことですが、現在の最高級のラブドールは本当によくここまで綺麗で美しい芸術品を作ったなという感じです。
出来るだけリアルなものを作成しようと、米国やドイツにもラブドールメーカーはあるようです。
日本では、このオリエント工業さんのラブドールがとても気に入っています。
もちろん、所持しているわけではありませんが、写真で見る限りは素晴らしい出来だと思います。

しかし、さすがにまだ個人の手の届く価格でないのが難点。

日本での、技術力やきめ細かさといった国民性を活かしていけば、このラブドールも日本文化として誇れるものに発展していけると思います。

ラブドールを性欲の捌け口として使うのは否定しません。孤独な老人の性欲を解消してくれたり、寂しさを紛らわせてくれたり、活用法はいろいろありそうです。女性の服で着せ替えをして楽しめたりもします。

いつか欲しいと思っています。「南極1号伝説」という本が出ているので紹介しておきます。

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「南極1号伝説」~ダッチワイフからラブドールまで-特殊愛玩人形の戦後史~』
[著者:高月靖・発行:株式会社バジリコ]

【内容紹介】
南極観測隊のための特殊用途人形、「南極1号」は実在したか!?
ダッチワイフづくりに賭けた男たちが挑んだもうひとつのプロジェクトX。
綿密な取材により、その進化と変遷
をあますところなく描いた異色のノンフィクション。カラー写真8ページ付き。

part1 ダッチワイフの履歴書
part2 素材革命-風船からシリコンへ
part3 開発者の苦悩と喜び
part4 ダッチワイフの主人たち

南極1号伝説 ダッチワイフからラブドールまで-特殊用途愛玩人形の戦後史南極1号伝説 ダッチワイフからラブドールまで-特殊用途愛玩人形の戦後史
(2008/04/05)
高月 靖

商品詳細を見る



いつも、『美しさって何なのだろう?』、『美しさって何のために存在しているのだろう?』と疑問に思います。
人は、美しさを求め、美しさを保存したいと思い、絵画や彫刻や色々な芸術作品を産み出してきました。現代では、新しいメディアが出ると、綺麗に撮れるだの、綺麗に高精細度で見られるということから、牽引役になったりもします。簡単に言えば、綺麗な生々しい肌、毛穴の1つ1つまで確認できるような裸を見たり保存したりしたいがために、新たなメディアは売れるのです。
フロイト的に、単に性欲のなせる業だけで片付けられるでしょうか?セックスする異性を惹きつけるために美しくなる・・・?本当にそうなのでしょうか?

こんなにも人間に似せて造られたラブドール達・・・。すごく綺麗です。美しいです。でも、性欲が湧くというよりも、何か寄り添ってあげたい、または寄り添って欲しい気持ちが湧いてきます。大切に扱ってくれる人の元へ届けられて欲しい・・・そんな風に思います。

オリエント工業ラブドール


オリエント工業さんのラブドール。いつ見ても素晴らしい出来です。
欲しいと思うのですが、約70万円は、やはり普通の個人には手が出ません。

オリエント工業ラブドール


男にだって、いつまでも恋心を抱かせてくれるなら安いのでしょうか?

君はなぜそんなに美しいのか?

オリエント工業ラブドール
1ヶ月前になりますが、美しいラブドール(昔で言うダッチワイフ人形が進化した人形)で知られるオリエント工業さんで、第2回CandyGirlフォトコンテストがあったので、それを紹介します。CandyGirlは、オリエント工業の販売しているラブドールのうちの1つのシリーズ(種類)です。

審査員には、あの山本晋也監督も名を連ねています。

Candy Girlフォトコンテスト結果


フォトコンテストの作品一覧は、このWEBギャラリーからもたどれます。

CandyGirlフォトコンテスト作品


グランプリには、この『artificial bride』という作品でした。綺麗なものですね・・・。あったら飾っておきたいです。
CandyGirlフォトコンテスト(グランプリ受賞)


優秀賞の中には、『旅情にて』『甘いぬくもり』といった個人的にはいいなあと思ったものも入っています。

『旅情にて』
CandyGirlフォトコンテスト(優秀賞)


『甘いぬくもり』
CandyGirlフォトコンテスト(優秀賞)


ラブドールの精巧で美しい人形は芸術的でさえあると思います。しかしながら、やはりまだ本物の女性の顔や肢体の美しさには追いついていません。本物の人間の肌には、シミやソバカスや皺や毛もあったり、日焼けもあったりと、ラブドールの美しすぎる均一なシリコン製の肌とは違います。ラブドールはラブドールの美しさがあり、人間の肌をそっくり模倣する必要はないと思いますが、でも、触れて温もりを感じてみたいですね・・・
昔はダッチワイフと呼ばれていましたが、今はより美を追求して、素晴らしいものになってきています。たかが、人形、などとあなどる事はできません。しかも、これも世界に誇れる日本の文化や技術の結晶なのです。老人の性の課題にも真摯に向き合っている姿勢も考えさせるものがあります。そして、人間の裸をラブドールとして真似る事は、裏を返せば、生身の裸の美しさを考え・研究することにもつながります。全く同じには出来ないのは分かりきったことかもしれませんが、そこから生身の裸への賞賛や愛着が生まれてくるのではないでしょうか。美しい裸体は癒しを与えてくれます。ラブドールの美しさも癒しを与えてくれます。
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本当に、ラブドールは凄いです。少し高価で個人では手が出ませんが・・。日本では外で裸で過ごすことが難しくて恥ずかしいなら、こうしたラブドールと一緒に自宅の中で一緒に裸で過ごすというのが、日本にマッチしたヌーディズムの一歩かもしれません。日本独自のヌーディズム・・・。ロボットやコンピュータのハイテクを駆使したパーソナルなヌーディズムが日本向きかも(日本はミニチュア嗜好がありますしオープンマインドに欠けますから)。
これらラブドールは、等身大で、顔やその他のパーツも選択できるものもありますので、隣に置いたらよりいっそう愛着が湧きますね。

「そばに居るだけでいい・・・」その切実で孤独な老人を癒せるのがラブドールしかいないという哀しい現実もあることを多くの人が理解して欲しいと思います。

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