ヌーディストの裸の美しさを考える部屋

イスラエルの女性達がエジプト社会でヌードをさらした女性を支援するために集団でヌードに


(http://abcnews.go.com/blogs/headlines/2011/11/israeli-women-strip-to-support-egyptian-who-posed-nude/)

38人のイスラエル女性がテル・アビブでこの土曜にエジプト女性を支援するためセミヌード姿になりました。
このエジプト女性とは、先週に自分のブログで自分のヌードを載せてエジプトでの女性への差別に抗議したAliaa Magda Elmahdy（アリア・マグダ・エルマーディ）さんのことです。
これらイスラエルの女性達は、Or Tepler（オル・テプラー）さん（28歳）によれば、若く意欲的で夢あふれるような、我々と同じような、そんな女性を非暴力で支援したいということで、Facebook（フェイスブック）イベントの呼びかけで集まった女性達とのこと。カイロに住んでいる女性が表現もできず脅しを受けている状態を世間に知らしめたかったようです。
垂れ幕には、ヘブライ語で“Love Without Limits” (限りなき愛を)　と “Homage to Aliaa Elmahdi. Sisters in Israel.（アリア・エルマーディさんへの敬意。イスラエルの姉妹より）”と書かれています。


（http://thinkprogress.org/security/2011/11/22/374117/aliaa-elmahdy-women-middle-eas/）
こちらの記事によれば、アリア・エルマーディさんの言っていることとして、こんなのが載っています：

「私は社会の中にあって、その社会では性や女性の重要さについて何もしらないような男性によって女性達がセックスの道具で差別を受けているが、恥じてはいない。写真は現状の自分の表現であり、それを芸術的に表現するには人間のカラダがベストだと分かったからです。」

エジプトでは、セクシャルハラスメントは重大な問題であり、2008年の調査では83%もの女性達がセクシャルハラスメントの経験があるとの結果が出ています。


こちらの写真がエジプト社会、アラブ世界に投げかけた波紋は大きいのです。
確か、少し前でしたが、車の免許を取って車の運転をしたイスラム世界の女性がムチ打ちの刑にされたニュースがありましたが、イスラム世界で女性達が解放される日はいつ来るのでしょうか・・・？

（http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/2515178/）

古くからの樹木を守るために裸の写真を撮るTreeSpiritプロジェクト

Jack Gescheidt という写真家が古くから生育して畏敬の念を感じる古木を守るために、裸の人間のモデルを使って写真を撮っています（TreeSpiritプロジェクト；直訳では、木の精プロジェクト、とでもなりましょうか）。

最近は、サウス・カロライナのチャールストンで、25人の裸のモデルを使って、”Angel　Oak（天使の柏の木）”と呼ぶ古木を守るために撮影をしたのですが、警察に邪魔されて90秒間のみの成果しか上げられなかったようです。この”Angel　Oak（エンジェル・オーク）”の木は約1500年も生きていると信じられており、最近は、開発で脅かされているのです。

これが、その90秒間の撮影での1枚の写真です。本当に立派な木ですね。ご神木の類に入りそうなほどです。


こうした樹木を守ろうとしてTreeSpiritProjectのページがあります。
やっぱり、ハダカです。ギャラリーにある写真はどれもメッセージ性があってインパクトが強いです。




さて、こちらはその写真家であるJack Gescheidt さんのブログです。
http://treespiritproject.blogspot.com/

先日、TVを見ていたら、スペイン・カタルーニャ州の選挙CMとして実際に使われていた映像が紹介されていました。
2010年の10月頃らしいので、もう過去のCMなのですが、面白いですね。



動画はこちらからどうぞ。

あのスペンサー・チュニック氏が今度は、英国での有名な画家L.S. Lowery（ローリー）のギャラリー展示の10周年を記念して、「日常の人々（Everyday People）」と題する全裸の男女の集団による作品を撮影しています。


http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/news/2955946/Volunteers-strip-for-sake-of-art.html

日本語の記事としては、「イギリスに突然現れた全裸の群集1000人」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0503&f=national_0503_010.shtml
が良いかも。



http://entertainment.timesonline.co.uk/tol/arts_and_entertainment/visual_arts/article7114649.ece#cid=OTC-RSS&attr=797084




動画や参加者のインタビューを聞きたい人は、こちらのサイトで見れます（もちろん英語です）。

コマーシャルの後に始まります。http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/england/manchester/8655680.stm

こっちがギャラリーである「The Lowery」のサイト。6/12～9/26までチュニック氏の作品が展示されるようです。

http://www.thelowry.com/events/everyday-people/home/

どうして日本ではこうしたニュースが放映されないんでしょうか？
アメリカだけでなくヨーロッパのニュースもニュースはニュースとして伝えて欲しいものですね。

またしても、スペンサー・チュニック氏による、男女集団裸体芸術です。






（http://entertainment.timesonline.co.uk/tol/arts_and_entertainment/visual_arts/article7044938.ece）
いやはや、本当に凄いです。

(700 French Men and Women Pose Nude to Save Organic Wines)

この記事を紹介しておきます。

グリーン・ピース（GreenPeace）は気候変動に真剣で、
注意を喚起するには、裸の人間を使うのが最も良い方法または簡単な方法であると
認識しているようです。

つまり

裸の人々＋社会的原因＝メディアの関心

と考えているとか。

フランスのぶどう園に713人ものフランス人男女が裸になって
地球温暖化の影響について世界に向けて警告を発しています。

このBurgundy（ブルゴーニュ）という地は、フランスのワイン栽培の中心地で、
ここで、あのスペンサー・チュニック氏（Spencer Tunick）が
4種類の写真を撮りました。
女だけ、男だけ、残りの２つは、別のぶどう園で男女一緒のものです。

12月にコペンハーゲンで開催される予定の国連の気候変動会議（Climate Change Conference）
で政治的リーダーに行動を働きかける狙いがグリーン・ピースにあるためです。

これは、アイルランドの航空会社Aer Lingusが開催した”999 ヌード”というプロモーションのイベント。
999人のボランティアが集まって新しい9.99の運賃を裸になって宣伝したもの。






http://www.bestweekever.tv/2009/03/16/i-only-have-one-problem-with-this-aer-lingus-999-nudes-campaign/


動画はこちらからも見れます（もちろん英語です）。ハダカは世界を変えるかも・・・

「メキシコ・シティーで裸の撮影再び（Naked photo shoot in Mexico City, again）」という記事によると、大勢の男女の全裸の姿を写真に撮ることで有名なあのスペンサー・チュニック（Spencer Tunick）の最近の活動の動画が以下のリンクから見れるようです。

残念ながら英語でも日本語でもなく、スペイン語でしょうか？
最初に無関係なコマーシャルが入ると思いますが、その後に、スペンサー・チュニックの顔や撮影風景などの動画を見ることができます。言葉が分からなくとも、最近はどんな活動をしていたのかを雰囲気だけでも分かります。
スペンサー・チュニック氏の活動の動画

（http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200812170030.html）

こちらは英文での記事。自由を求めるヨーロッパらしい抗議です。

自由とは与えられるものではなく、勝ち取るものなのです・・・。


（http://www.artbistro.com/news/articles/7792-paris-art-models-go-nude-to-protest-city-hall-law）

GreenTVでのコマーシャルに南極のペンギンのライフスタイルを人間、しかも裸の男女で、見せてくれるものがあります。皆さんペンギンになりきっています。

深刻化している環境問題ですが、暑いときには衣服を脱ぎ裸で過ごす、こんな当たり前のことをせずに、ガンガンに冷房を使ってさらに地球温暖化を加速させるような生活スタイルを見直すべきときにきているのではないでしょうか。




http://www.green.tv/greensauce　←こちらのページから見れます

地球温暖化への警鐘として注意を喚起するために8月18日にアルプスの氷河で600人が裸になったニュースがあったので、それを紹介します。

日本語になっている記事は、GOOのこの記事です：




写真は　スペンサー　チュニック（Spencer Tunick）さんによるもので
写真は以下のものが公開されています。






しかし、やはり英語の原文も読みたい気がします。主催したGreenpeaceのサイト（http://www.greenpeace.org/international/news/naked-glacier-tunick-08182007）では以下のような記事になっています。


ここのグリーンピースの記事では動画も見られるようになっています；
http://www.youtube.com/watch?v=0RVp8Q6H9e0




このままのペースで進めば、2080年までに完全にアルプスの氷河が溶けてしまうと言っています。

地球温暖化に警鐘を鳴らしたいなら、なぜ裸になるの？という疑問も聞かれると思いますが、注目を集めてメッセージを広める手っ取り早い方法が裸でアピールすることだったのではないでしょうか。彼らは、いわゆる裸を楽しむ、ようなヌーディストではなく、このキャンペーンで裸になっても良いとして使命感に燃えて自発的に参加した人達のようです。その行動に美しさを見るのは変でしょうか？参加した人達の中には日本人はいたのでしょうか？
裸になってアピールした現象だけがニュースで面白・おかしく伝えられて、その精神が伝わらないこともあると思いますが、これも、そうかもしれません。Greenpeaceのページには、地球温暖化のために「グリーンピース ７つのステップ」というキャンペーンを促していて、これも紹介されているのですが、あまり広まってはいないようです（認知されていない）。
今、自分にできること？ブログで広めることだって一助なのではないでしょうか。